GASでスプレッドシートのセルの空白・改行を一括削除するには「trimWhitespace()
」を利用する。
trimWhitespace()
この範囲内のすべてのセルの空白(スペース、タブ、改行など)を削除します。各セルのテキストの先頭と末尾からすべての空白文字を削除し、残りの空白文字のサブセットを 1 つに減らします。※注: 短縮後のテキストが '+' または '=' 文字で始まる場合、テキストは文字列値として残され、数式として解釈されません。
https://developers.google.com/apps-script/reference/spreadsheet/range#trimwhitespace
スプレッドシートのセルの空白・改行を一括削除するGAS実行の様子
trimWhitespace() メソッドを利用して、スプレッドシートのセルの空白・改行を一括削除するGASを実行してみました。
trimWhitespace()を実行することで、
- 任意のセル範囲(1セル・配列範囲)に対し、文字前後にある空白・改行を一括で削除する
といった操作が可能です。
スプレッドシートで文字を分割する場合は、以下記事を御覧ください。
スプレッドシートのセルの空白・改行を一括削除するGAS
function split1(){
//SpreadsheetAppを起動してシートをアクティブに
let ss = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
//シート全体をクリア
ss.clear();
//変数textに配列テキストを空白・改行を含めて設置
const text = [
[" SpreadSheet\n"],
[" SheetCoffee "],
["\nBlue Cofe"]
];
//変数rangeにss.getRange(1,1,3,1)を設定
const range = ss.getRange(1,1,3,1);
//rangeにtextを設置
range.setValues(text);
//YESNOで動作確認
const yesno = Browser.msgBox("空白や改行を削除しますか?",Browser.Buttons.YES_NO);
//YESなら
if(yesno == "yes"){
//■trimWhitespace()でrange範囲の空白・改行を削除
range.trimWhitespace();
//Noなら
}else{
//何もしない旨を掲載
Browser.msgBox("空白・改行を削除しませんでした。");
}
}
trimWhitespace()の値
Range - チェーン用の範囲。
スプレッドシートのセルの空白・改行を一括削除するまとめ
GAS×スプレッドシートのセルの空白・改行を一括削除するならtrimWhitespace()
メソッドを利用しましょう。
関連記事:【GAS】スプレッドシートの文字の折返しを配列で設定する