【GAS】スプレッドシートで指定した行・列・最終行・最終列までのセル範囲を取得する

GASでスプレッドシートで指定した行・列・最終行・最終列までのセル範囲を取得するには「getRange(row, column, numRows, numColumns)」を利用する。

getRange(row, column, numRows, numColumns)
指定された行数と列数の指定された座標にある左上のセルの範囲を返します。
https://developers.google.com/apps-script/reference/spreadsheet/sheet?hl=en#getrangerow,-column,-numrows,-numcolumns

スプレッドシートで指定した行・列・最終行・最終列までのセル範囲を取得するGAS実行の様子

getRange(row, column, numRows, numColumns)メソッドを利用して、スプレッドシートで指定した行・列・最終行・最終列までのセル範囲を取得するGASを実行してみました。

getRange(row, column, numRows, numColumns) -yes — getRange(row, column, numRows, numColumns) を実行した場合

getRange(row, column, numRows, numColumns)メソッドの（）の値は、

rowは始点となる行数
columnは任意の列数
numRowsは任意の最終行数
numColumnsは任意の最終列数

を指定することでセル範囲を取得・選択することが可能です（全てNumber型で指定します）

getRange(row, column, numRows)メソッドでスプレッドシートの指定した行・列・最終行までのセル範囲を取得する場合は、以下記事を御覧ください。

参照記事：【GAS】スプレッドシートで指定した行・列・最終行までのセル範囲を取得する

スプレッドシートで指定した行・列・最終行・最終列までのセル範囲を取得するGAS

function rngselect(){
  //SpreadsheetAppを起動
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  //0番目のシートを取得
  var sht = ss.getSheets()[0];
　//YESNOを選択
  var yesno = Browser.msgBox("任意のセル範囲を選択しますか？",Browser.Buttons.YES_NO);
　//ーーーーー条件分岐ーーーーー
　　//YESだったら
  if( yesno == "yes"){
    //始点のセル行数を入力
    var rw = Browser.inputBox("始点の行数を入力");
    //始点のセル列数を入力
    var cl = Browser.inputBox("始点の列数を入力");
    //最終行数を入力
    var lastrw = Browser.inputBox("最終行数を入力");
    //最終列数を入力
    var lastcl = Browser.inputBox("最終行数を入力");
    //■getRangeで任意の行・列・最終行数のセル範囲を選択する
    var rng = sht.getRange(rw,cl,lastrw,lastcl);
    //getA1Notationで任意のセル範囲をA1形式で取得
    var rngval = rng.getA1Notation();
    　//任意のセル範囲背景を黄色にして選択状態に
      rng.setBackground("yellow")
      .activate();
    Browser.msgBox("任意のセル範囲「"+rngval+"」を選択しました");
  }else {
    Browser.msgBox("セル範囲の取得をキャンセルしました");
  }
　//ーーーーーここまでーーーーー
}

getRange(row, column, numRows, numColumns)のパラメーター

名前	タイプ	説明
`rows`	`Integer`	範囲の開始行インデックス。行のインデックス付けは1から始まります。
`column`	`Integer`	範囲の列インデックス。列のインデックス付けは1から始まります。
`numRows`	`Integer`	返される行数。
`numColumns`	`Integer`	返される列の数。