セルを操作する

【GAS】スプレッドシートの文字の太さを複数設定する

GASでスプレッドシートの文字の太さを複数設定するには「setFontWeights(fontWeights) 」を利用する。

setFontWeights(fontWeights)

フォントの太さの長方形グリッドを設定します(この範囲の寸法と一致する必要があります)。フォントの太さの例は「太字」です。

https://developers.google.com/apps-script/reference/spreadsheet/range#setfontweightsfontweights

スプレッドシートの文字の太さを複数設定するGAS実行の様子

setFontWeights(fontWeights) メソッドを利用して、スプレッドシートの文字の太さを複数設定するGASを実行してみました。

setFontWeights(fontWeights)を実行することで、

  • 任意セル範囲(配列範囲)に対して文字の太さを一括で設定する

といった操作が可能です。

スプレッドシートでテキストの角度を設定する場合は、以下記事を御覧ください。

参照記事:【GAS】スプレッドシートの文字の角度を設定する

スプレッドシートの文字の太さを複数設定するGAS

function fontbolds(){
    //SpreadsheetAppを起動してシートをアクティブに
     let ss = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
    //アクティブシート全体をクリア
     ss.clear();
    //変数textにテキストを格納
     const text = "Spreadsheet.blue";
    //50行・10列繰返しテキストを設置
     for(let i=1;i<=50;i++){
       for(let r=1;r<=10;r++){
         ss.getRange(i,r).setValue(text);
       }
     }
    //変数fontstyleに配列で文字太さのプロパティを設定
     const fontstyle = [
       ["bold","bold","bold"],
       ["bold","bold","bold"]
     ];
    //変数valに任意の入力セル値を格納
     const val = Browser.inputBox("任意のセルを入力してください");
    //変数startにval値のセルをA1形式で格納
     const start = ss.getRange(val).getA1Notation();
    //変数endにval値.offset(1,2)のセルをA1形式で格納
     const end = ss.getRange(val).offset(1,2).getA1Notation();
    //変数rangeに配列を格納
     const range = ss.getRange(start+":"+end);
    //変数rangeの配列をアクティブに・テキストサイズを25に
    //■setFontWeightsで配列範囲をふと文字に設定
     range
       .activate()
       .setFontSize(25)
       .setFontWeights(fontstyle);
    }

setFontWeights(fontWeights)のパラメーター

名前説明
fontWeightsObject[][]フォントの太さの 2 次元配列('bold' または 'normal')。null 値はフォントの太さをリセットします。
setFontWeights(fontWeights)のパラメーター

setFontWeights(fontWeights)の戻り値

Range - チェーン用の範囲。

スプレッドシートの文字の太さを複数設定するまとめ

GAS×スプレッドシートの文字の太さを複数設定するならsetFontWeights(fontWeights) メソッドを利用しましょう。

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