セル範囲を操作する

【GAS】スプレッドシートでコピー&ペーストする

GASでスプレッドシートでコピー&ペーストするには「moveTo(target)」を利用する。

moveTo(target)

この範囲からターゲット範囲に切り取りと貼り付け(形式と値の両方)を行います。

https://developers.google.com/apps-script/reference/spreadsheet/range#movetotarget

スプレッドシートでコピー&ペーストするGAS実行の様子

moveTo(target)メソッドを利用して、スプレッドシートでコピー&ペーストするGASを実行してみました。

moveTo(target)を実行したことで、指定範囲のセルの値をE1を先頭としてコピー・ペーストできたことが分かります。

ススプレッドシートで現在アクティブなシートを返す場合は、以下記事を御覧ください。

参照記事:【GAS】スプレッドシートで現在アクティブなシートを返す

スプレッドシートでコピー&ペーストするGAS

function moveto(){
  //SpreadsheetAppを起動
  let ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  //0番目のシートを取得
  let sht = ss.getSheets()[0];
 //繰り返し処理で100行コンテンツ作成
  for(var i=1;i<=100;i++){
    const text = [
      ["Spreadsheet","Blue",i]
    ]
    sht.getRange(i,1,1,3).setValues(text);
  }
 //moveToの処理を呼び出し
  moveto01()
}
// --moveToの処理
function moveto01(){
  let ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  let sht = ss.getSheets()[0];
 //YESNOでコピペするか確認
  const yesno = Browser.msgBox("コピーカットしますか?",Browser.Buttons.YES_NO);
 //YESなら
  if(yesno == "yes"){
    //A1:C20セルをコピーしてE1を先頭セルとして貼り付け
    sht.getRange("A1:C20").moveTo(sht.getRange("E1"));
  }
}

moveTo(target)のパラメーター

名前説明
targetRangeこの範囲をコピーする対象範囲。左上のセル位置のみが関連します。
moveTo(target)のパラメーター

スプレッドシートでコピー&ペーストするまとめ

GAS×スプレッドシートでコピー&ペーストするならmoveTo(target)メソッドを利用しましょう。

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