【GAS】スプレッドシートにデータが存在する範囲を取得する

GASでスプレッドシートにデータが存在する範囲を取得するには「getDataRange()」を利用する。

getDataRange()
データが存在するディメンションに対応するRangeを返します。これは、A1と（Sheet.getLastColumn（）、Sheet.getLastRow（））で囲まれた範囲を作成することと機能的に同等です。
https://developers.google.com/apps-script/reference/spreadsheet/spreadsheet?hl=en#getdatarange

スプレッドシートにデータが存在する範囲を取得するGAS実行の様子

getDataRange()メソッドを利用して、スプレッドシートにデータが存在する範囲を取得するGASを実行してみました。

getDataRange()-yes — getDataRange()を実行した様子

getDataRange()メソッドは基本的に

上記をかけ合わせた動作と同じように、データが存在する全ての範囲を取得します。

getRange(a1Notation)メソッドでスプレッドシートのセル範囲をA1形式で指定・選択する場合は、以下記事を御覧ください。

参照記事：【GAS】スプレッドシートでセル範囲をA1形式で指定・選択する

スプレッドシートにデータが存在する範囲を取得するGAS

function getDataRange1(){
  //SpreadsheetAppを起動
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  //0番目のシートを選択
  var sht = ss.getSheets()[0];
  //■getDataRangeでデータが存在する範囲を取得
  var rng = sht.getDataRange().getValues();

  //YESNOで確認
  var yesno = Browser.msgBox("シートに入力されている値を取得しますか？",Browser.Buttons.YES_NO_CANCEL);

　//ーーーーー条件分岐ーーーーー
　　//YESだったら
  if(yesno == "yes"){
    //取得した値をメッセージボックスで表示する
    Browser.msgBox("取得した値は「"+rng+"」です！");
  //NOなら
  }else{
    //取得しない旨を掲載する
    Browser.msgBox("値は取得しませんでした");
    //A1をアクティブに
    sht.getRange(1,1).activate();
  }
　//ーーーーーここまでーーーーー
}