ClaudeはAI技術を活用した会話型モデルです。本記事では、
- Claudeの無料版の使い方
上記について紹介します。完全に生成AIに乗り遅れてる自分の備忘録っす。
Claude(クロード)とは?
Claudeとは、Anthropicが開発した大規模言語モデルのこと。
Claude は Anthropic が開発した大規模言語モデル(LLM)です。会話調で役立つ、正直で、無害なアシスタントとなるよう訓練されています
参考記事:LLMとは?
Claude無料版の使い方
Claude利用アカウントを新規作成・登録する手順
Claudeの公式サイト(https://claude.ai)にアクセスします。
今回はGoogleアカウントでログイン。もちろんメールアドレスでもアクセス可能です。なおメールアドレスを使用する場合は、パスワードの設定が必要です。↓
任意のGoogleアカウントを選択してクリック。↓
「次へ」をクリック。↓
下記画面が表示される。国旗箇所はプルダウンで自国を選択・右の赤枠に携帯電話番号を入力する↓
①が自国選択と電話番号入力。②(利用規約とプライバシーポリシーに同意)にチェック。③をクリックして次へ↓
先に入力した携帯電話番号にSMSで6桁の番号が送付される↓
送付された6桁の番号を入力後、赤枠のボタン「Verify & Create Account」をクリック↓
下記画像「Hello,I'm Claude」が表示されたらClaudeへのログイン成功。Claudeを利用することができます。↓
Claude aiを利用するにあたり、特にハードルの高い作業はないという所感です。Claudeに書いてもらった導入についての特徴は以下の通り↓
- SMS認証を含むセキュリティ対策により、アカウントの保護が強化されている。
- Claudeの登録プロセスは、ユーザーの安全性と利便性を考慮して設計されている。
- 登録完了後すぐにClaudeの機能を利用でき、AIとの対話をスムーズに開始できる。
Claudeアカウント連携の追記
上記画面ですぐに利用できると思ったのですが、実はまだやることがあった...ので追記です。「Hello,I'm Claude.」とメッセージ下の入力窓に、Claudeに呼んでもらう※名前(ニックネームで大丈夫です)を入力します。↓
例として名前に「Claude Tester」と入力し「Send」をクリック↓
すると、Lovely to meet you, ClaudeTester. とメッセージが返ってきました。下記メッセージが表示されているので、
表記:A few things to know before we start working together
訳:一緒に仕事を始める前に知っておくべきいくつかのこと
「Acknowledge & Continue」ボタンをクリック↓
下記画面が表示されるので、注意書き箇所を読破しておきましょう。
表記:And finally, while I strive to do my best in each conversation, I’m not perfect.You should keep a few things in mind
訳:最後に、私は会話のたびに最善を尽くすよう努めていますが、完璧ではありません。次の点に留意する必要があります…
項目 | 英文 | 翻訳 |
---|---|---|
注意書き1. | Claude may occasionally generate incorrect or misleading information, or produce offensive or biased content. | クロードは、不正確または誤解を招く情報を生成したり、攻撃的または偏ったコンテンツを作成したりする場合があります。 |
注意書き2. | Claude is not intended to give advice, including legal, financial, & medical advice. Don’t rely on our conversation alone without doing your own independent research. | クロードは、法的、経済的、医学的なアドバイスを含むアドバイスを提供することを意図したものではありません。ご自身で独自に調査せずに、私たちの会話だけを頼りにしないでください。 |
注意書き3. | Anthropic may change usage limits, functionality, or policies as we learn more. You can upgrade your plan to get more access to Claude’s features. | Anthropic は、詳細が判明次第、使用制限、機能、ポリシーを変更する可能性があります。プランをアップグレードすると、Claude の機能にさらにアクセスできるようになります。 |
上記を確認し問題なければ「Sounds Good,Let's Begin →」をクリックします。↓
下記画面が表示されれば、今度こそClaudeを利用することができます。↓
2. Claudeの主な利用方法
Claudeの主な利用方法は2つ。チャット式対話での回答を取得する方法と、プロンプトを作成して回答を取得する方法です。
参考記事:プロンプトとは?
チャット機能の特徴
Claudeに回答してもらったチャット機能の特徴は以下の通りです↓
- 直感的で使いやすいチャット形式のインターフェース
- 画面下部のテキストボックスに日本語で質問や指示を入力
- Enterキーまたは送信ボタンで回答を生成
- 継続的な会話が可能で、文脈を理解
- テキスト、画像、PDFファイルのアップロードに対応
チャット機能の実例と検証
Claudeのチャット機能を実際に使ってみましょう。Claude自身が述べていた特徴について誇張・自画自賛してないか検証してみます。①の入力窓に質問を記入して、② 「↑」ボタンをクリックで質問を送付します。↓
間髪入れずに下記回答が返ってきました。即答でちょっと不安。↓
Claudeへの質問内容とClaude aiによる回答です↓
質問: Claudeを効果的に利用する使い方を3つ教えてください
ai回答:はい、喜んでClaudeの効果的な使い方を3つご紹介します:
- 具体的な目標を設定して質問する
- 悪い例:「プログラミングについて教えて」
- 良い例:「Pythonで配列の重複を削除する最も効率的なコードを書いてください。パフォーマンスの説明も欲しいです」
- 段階的に対話を深める
- 最初の回答に対して、さらに詳しく知りたい部分や改善してほしい点を伝える
- 例:「その解決策は分かりましたが、もっと初心者向けに説明してもらえますか?」
- または:「その方法の利点は理解できました。デメリットについても教えてください」
- マルチタスクを活用する 例えば:
- 文章の校正をしながら、改善点の説明も受ける
- コードのレビューと同時に、セキュリティの観点からのアドバイスをもらう
- ビジネス文書の作成時に、フォーマットの確認と内容の改善提案を同時に得る
これらの方法を使うことで、Claudeの高度な機能をより効果的に活用できます。特に重要なのは、具体的な目標を持って質問することです。漠然とした質問よりも、明確な目的を持った質問の方が、より役立つ回答を得られます。
また、一度の質問で完璧を求めるのではなく、対話を重ねながら徐々に理想の答えに近づいていく方法が効果的です。Claudeは前後の文脈を理解して会話を進めることができますので、この特徴を活かすことをお勧めします。
不安を微塵も感じさせないお手本どおりの回答です。
- Claudeのチャット機能は、ユーザーフレンドリーな設計により、誰でも簡単に利用できる。
- 文脈を理解する能力により、複雑な対話や深い議論も可能。
- 多様なファイル形式に対応しているため、様々な情報源を基に質問や分析を行える。
Claude自身が回答した内容にそこまで誇張はないようです。
プロンプト入力での留意点
Claudeから、プロンプトによる質疑応答も得意との回答です。
- 具体的で明確なプロンプト(指示)を入力することが重要
- タスクの種類(要約、分析、コード生成など)を明確に指定
効果的なプロンプト入力は、Claudeから最適な回答を得るための鍵となります。具体的な指示や質問を提供することで、より正確で役立つ情報を得ることができます。タスクの種類を明確に指定することで、Claudeの能力を最大限に活用できます。
ChatGPTより文章生成が得意、というより解析する能力が高い印象です。実際に先の質問・回答のような的を得た無駄のない回答をくれます。個人的に箇条書きを多様してくれていて、テーブル表記なんかもプロンプトで詳細に伝えなくても返してくれるところがClaudeとても好き。
ある程度程度を決めたプロンプトを予め作成しておいてあげるとめっちゃ捗ります。
参考記事:プロンプトとは?生成aiを使って分かりやすく具体例を紹介
参考note:ClaudeAIで作成された記事の見出し・リストタグを修正するプロンプト
3. Claudeの特徴
多言語対応
Claude自身に回答してもらった特徴の概要です。
- 日本語を含む多言語に対応
- 自然な日本語での対話が可能
- 高精度の言語間翻訳機能
文脈だと以下のとおり↓
Claudeの多言語対応能力は、グローバルなコミュニケーションを容易にします。特に日本語での対話能力が高く、日本のユーザーにとって使いやすいツールとなっています。
翻訳機能を活用することで、言語の壁を超えた情報交換が可能になります。
anthropicの公式サイトで記載されていた対象言語一覧を載せておきます↓
複数ファイルの処理
ClaudeはChatGPT同様でテキストファイル・PDF・画像のアップロードによる分析が可能です
- 複数のファイル(テキスト、PDF、画像)を同時にアップロード可能
- 複数のソースを統合した複雑な分析が可能
実際に試してみて例えば
- プレゼンでもらった資料をテキスト化して整形する
- PDF資料のテキスト化
- テキスト化した資料の概要をまとめて骨子にする
といった使い方が良さそうでした。公式動画で紹介しているように、ExcelがPDFになったものを統計・分析するといったことが得意なのかも。
コード生成能力
言わずもがな。解析能力が強いCluadeの得意分野と言えるのではないでしょうか。
- 様々なプログラミング言語のコード生成
- 生成されたコードには説明用コメントが付与
- コードのデバッグや最適化の提案も可能
Claudeのコード生成能力は、プログラマーやデベロッパーにとって強力なツールとなります。
生成されたコードには詳細なコメントが付けられ、理解しやすくなっています。
デバッグや最適化の提案機能は、効率的なコード開発をサポートします。
正直、言語ごとに得意なaiモデルに別れても良いんじゃないかなと思ったり。人により得手不得手があるように...あとCursorとかGASならGASSISTANT使ってみると、エディター上でaiが回答してくれるので無理に別タブで生成ai開かなくても良いんじゃない?と感じてきてます。
参考記事:GASSISTANTの使い方。GAS開発専属aiで開発捗るってほんとかよ
4. モデルの選択
モデル名 | 特徴 | 適したタスク例 |
---|---|---|
Claude 3 Haiku | 最も高速、日常的なタスクに適する | 簡単な計算、短文翻訳、基本的情報検索 |
Claude 3.5 Sonnet | バランスの取れたモデル、幅広いタスクに対応 | 中程度の複雑さのプログラミング、文章要約、ビジネス文書作成 |
Claude 3 Opus | 最高性能、複雑で高度なタスクに適する | 複雑な科学的分析、高度な数学問題解決、研究論文執筆支援 |
Claudeの3つのモデルは、それぞれ異なる特性と強みを持っています。実際に「Claude 3 Opus」は試せてないのでレビューできていませんが、「Claude 3.5 Sonnet」は無料版でも運用可能です。が、一点厄介な問題がありました。
5. 注意点。ここが気になった
自分が無料版Claude(Claude 3.5 Sonnet)を操作していて気になったことは以下。
- 無料版Claude 3.5 Sonnetは質問の回答に文字数制限があること。
- 2024年10月20日時点では画像生成ができないこと。
まずはClaude 3.5 Sonnetへの文字数制限の件。Claudeへ淡々と質問を続けていると下記エラーが表示されます。
エラー文:You are out of free messages until 12 PM
翻訳:午後 12 時まで無料メッセージは利用できません
なんどか送信するもClaudeから回答や反応がなくなります。何より「↑」ボタンがアクティブにならない。押せない。終わった...↓
どうすんだろ〜と思って文字数制限に調べてみました。そしたら公式サイトで以下回答が↓
Does Claude.ai have any message limits?
Yes. While using the claude.ai free open beta, there is a daily message limit. The number of messages you can send will vary based on demand, and Claude will notify you when you’ve reached your daily limit. Every morning, your quota will reset.
翻訳:Claude.ai にはメッセージ制限がありますか?
はい。 claude.ai の無料オープン ベータ版を使用している間は、1 日あたりのメッセージ制限があります。送信できるメッセージの数は需要に応じて変化し、1 日の制限に達するとクロードから通知されます。毎朝、割り当てがリセットされます。引用元:https://support.anthropic.com/en/articles/8602283-does-claude-ai-have-any-message-limits
よくよく見ると「送信できるメッセージの数は需要に応じて変化し」という箇所。ということは、その日ごとに利用される総数というか変数に応じて制限の頻度が変わってくる、という理解。
要は、その日によって制限が変わるよ!って話なんでしょう...無料版ですからね、しょうがないといえばしょうがないけど使いづらい。
制限解除するには?
そりゃもちろん課金ですよ。課金。一応公式サイトには以下のように記されていました。
使用制限を増やすにはどうすればよいですか?
claude.ai の無料オープン ベータ版を使用している間、Claude のコンテキスト ウィンドウと 1 日のメッセージ制限は需要に応じて変化する可能性があります。プロンプトが利用可能なコンテキスト ウィンドウを超えた場合、および 1 日のメッセージ制限に達した場合は、Claude から通知されます。メッセージ クォータは毎朝リセットされます。
また、無料サービスと比較して少なくとも 5 倍の使用率を誇る有料サブスクリプション、Claude Pro も提供しています。
引用元:https://support.anthropic.com/en/articles/8241175-how-do-i-increase-my-usage-limits
上記で分かるように「Claude Proという無料版の5倍処理が早い課金Verを使ってくれ」ということでしょう。トラフィック(ユーザの使用率)が多くても優先してパイを割り振ってくれるので、いきなり制限にかかることが無くなる感じです。ここは課金できたらレビュー記事を書いてみようと思います。
参考記事:ClaudeProとは?無料版と有料版との違い
ただChatGPTなら有料で使えなくなっても、下位Verで続けて運用できるんですよね。Claudeも課金せずとも同じようなことができないかな〜と不満でした。もしかしたらできるのかもなので、覚えてたら追記しま...
その他Claude利用上の注意点
Claude利用上の注意点として、Claudeが回答してくれた内容は以下の通り。
- 生成される情報が時として不正確または偏りを含む可能性がある
- 重要な意思決定には他の情報源との照合が必要
- 個人情報や機密情報の入力は避けるべき
- 違法行為や倫理的に問題のある内容についての質問や指示は避ける
- 最新の機能や制限については公式ドキュメントを参照
個人的にaiが作成する文章は感情がないので、訴求する文章は書けない。例えばLPとかは向いてない感じです。
あとYMYL系の文章も実務ベースでなく、リアルタイムの整合性に欠けるのでこちらも不得意な感じ。そのうち界隈のICT化が進めば、勝手にaiが情報発信したりで信憑性とか関係なくなりそうですけどね。
Claudeを活用した具体的な業務例
Claudeを活用した具体体な業務例を3つ、Claude自身に回答してもらいました。
1. コンテンツ制作・編集支援
解析に強みをもつClaudeなので、マーケティング分野と相性が良いようです。このあたりはGoogleと連携して生活に活きるツール誕生に期待ですね。
マーケティング部門では、Claudeを使用してブログ記事やソーシャルメディアの投稿を効率的に作成しています。キーワードや目的を入力するだけで、魅力的な記事の下書きが生成され、編集時間を大幅に短縮できます。
また、既存のコンテンツの校正や最適化にも活用され、品質向上とSEO対策に貢献しています。
2. カスタマーサポートの効率化
以外にもカスタマーサポートの効率化にも具体的事案があるようです。たしかに解析や分析に特化していれば、ユーザの反応によって様々なレスポンスを作成できるのかもですね。
ここは医療や介護など属人性の高いカスタマーに向けて、ChatbotとClaudeのコラボレーションによるヒューマノイドロボットなど爆誕しそう。そもそもユーザが問い合わせなくても済むようなサービスが開発されそうな予感。
カスタマーサービス部門では、Claudeを活用して顧客からの問い合わせに迅速かつ正確に対応しています。FAQ作成、複雑な問題の解析、適切な回答の提案などをClaudeがサポートし、対応時間の短縮と顧客満足度の向上を実現しています。また、多言語対応により、グローバルな顧客サポートも容易になりました。
3. プログラミング・デバッグ支援
先に紹介したようにClaudeはプログラミング生成やデバック処理に向いてます。ただ、Claudeで直接プログラミングしたソースがプレビューできるわけではないので、実装・プレビューできる環境もClaude上で運用できると良いですね。
いや、知らないだけでそんな機能も既にあるのかも。
IT部門のプログラマーは、Claudeをコーディングアシスタントとして活用しています。新しい機能の実装アイデアの提案、コードの最適化、バグのデバッグなど、幅広いタスクでClaudeのサポートを受けています。特に、複雑なアルゴリズムの説明や、異なるプログラミング言語間の変換において、Claudeの能力が大いに発揮されています。
まとめ
Claudeについて触った所感をまとめます。
- Claudeは、Anthropicが開発した大規模言語モデルのこと
- Googleアカウントで運用開始できる
- チャットやプロンプト入力でコンテンツを生成する
- 画像やPDFファイルは読み込めるけど生成はできない
- 記事作成はもちろん・コーディング・プログラミング・分析が得意
- 文字数制限がその日のトラフィックによって異なる
- 常に制限解除を望むなら課金が必要
ClaudeはChatGPTのライバルな立ち位置を叫ばれている感じですが、個人的にはマーケティングのところでNapkinAIと連携してフローチャートや図解、カスタマージャーニーやマインドマップなどスムーズに作成できるような、専修的な立ち位置で邁進してほしい。
最後にClaudeに作成してもらったFAQです↓
FAQ
Q1: Claudeの利用は有料ですか?
A1: Claudeには無料版と有料版があります。
基本的な機能は無料で利用できますが、高度な機能や使用量の多いユーザーには有料プランがあります。詳細な料金情報は公式サイトでご確認ください。
Q2: Claudeは他のAIアシスタントとどう違いますか?
A2: Claudeは特に自然言語処理と多言語対応に優れており、複雑なタスクや長文の処理能力が高いことが特徴です。また、倫理的な配慮や安全性にも重点を置いています。
Q3: Claudeで生成されたコンテンツの著作権はどうなりますか?
A3: 一般的に、AIが生成したコンテンツの著作権については法的な灰色の領域があります。Claudeで生成されたコンテンツの使用については、Anthropic社の利用規約を確認し、必要に応じて法的なアドバイスを受けることをお勧めします。
Q4: Claudeはオフラインでも使用できますか?
A4: いいえ、Claudeはクラウドベースのサービスであり、インターネット接続が必要です。オフラインでの使用はできません。
Q5: Claudeの回答に不満がある場合、どうすればよいですか?
A5: Claudeの回答に不満がある場合は、プロンプトをより具体的に再構成して再度質問することができます。また、Anthropic社にフィードバックを送ることも可能です。継続的な改善のため、ユーザーのフィードバックは重要です。
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